シュルレアリスムと渡辺隆之


WATANABE TAKAYUKI

1月11日(土曜日)より、渡辺隆之氏の作品販売開始とともにLift DAIKANYAMA実店舗にて "時間の固着" と題したインスタレーションを開催いたします。

日本で "超現実主義" といわれたシュルレアリスムは、第一次世界大戦後からフランスの詩人アンドレ・ブルトンを中心として起こった芸術運動であり、精神の自由および生きることを目指すための夢や驚異、想像、無意識、狂気などが根底にあるとされています。反芸性やニヒリズム、意味の破壊などを概念とするダダイズムに対し、シュルレアリスムは創造性を追求し、そこに見える本質を可視化するといった追求型の芸術手法として、多くの芸術家たちが様々な作品で表現してきました。

この度Lift DAIKANYAMAで開催するインスタレーションは、現代のシュルレアリスムをLiftの視点で考察し、渡辺隆之氏の作品を通して表現しました。土と風土、自然現象をベースとして独自の手法で創り上げられる渡辺隆之氏の作品は "砂地に掘られた空洞に流し込まれた材が自然現象によって形成されるイメージ" が根底にあるテーマとなり、器という日常的なアイテムを主観的リアリズムによって創り出すことで、現代のシュルレアリスムを体現しています。

独自の手法で生み出される渡辺隆之氏の器と "時間の固着" を表現した特別なインスタレーションを、ぜひこの機会にご覧ください。

 

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