ARCHIVIO J.M. Ribot :LABENTIA SIGNA

"LABENTIA SIGNA" と題されたこの夏のARCHIVIO J.M. Ribot

それはラテン語を操る詩人が、"流れ星" を表現するのにもちいた言葉です。白いファブリックをキャンバスに見立ててARCHIVIO J.M. RibotのデザイナーKarim Fares が描くストーリーを感じることができます。

テキスタイルに描かれた陰影のあるストライプの線は、まるで夏の明るい夜空を流れては消える流れ星の放物線を連想させます。そして、白いファブリックに置かれた一つ一つ表情が異なるアンティークのシェルボタンは星空のようにベスト (Gilet)を彩ります。そのファブリックはレーヨンとリネンの混紡素材で織りあげ、上品な光沢とドライな肌さわりが清涼感を感じさせます。

ビンテージコットンに緑や赤のカラーでハンドペイントされたそのトラウザーは、アーティスト(画家)が、長い年月愛用してきたトラウザーであるかのようにARCHIVIO J.M. Ribotが描く物語を想像させます。そのファブリックはビンテージコットンがもちいられ、あえて黒い糸で縫製する事により、ビンテージコットンの素材使いをより引き立てます。

それぞれが主張し合う個性的なベストとトラウザーは、ナチュラルなホワイトのレーヨンシャツがそのスタイリングをまとめ上げます。

手作業によって仕上げられるガーメントは、職人とのコラボレーションによって新たな息吹が宿るひとつのアートと捉えることが出来るコレクションです