TAKAYUKI WATANABE 渡辺隆之のやきもの

TAKAYUKI WATANABE 渡辺隆之のやきもの

2023 年春ようやく待ちに待った渡辺隆之氏の作品が入荷しました。氏のインスピレーションによる創作活動は建築学的美学と器の有する空間を一本の線で結び、独自に磨き上げた手法により、その美学を作品を通じて可視化する。

土地の地層から頂いた土を使用し、その土地の木を燃やし作品を焼き上げる。土はそもそも岩石が長い時間をかけて変質したものであり、穴窯という装置で木のエネルギーを火に変えて土に与えることで、元の岩石に似ているが全く新しい物質(やきもの)を産み出すことが出来ると言う。

土地に誇りをもち、その地から創作活動を世界に向けて発信する。全て一人で完全手作業にて創作活動を行う為、制作は少量生産となり、入手出来るチャンスはとても貴重です。

BIOGRAPHY

1981 年静岡生まれ。2000 年からやきものを始め芳村俊一氏に会って土への魅力を深める。その後2002 年にインド、ネパールにて陶器の生活を知り2005 年に黒田泰蔵氏の工房で働く。2008 年以降は南伊豆に移住し創作活動を開始し現在に到る。